2018年 12月 13日
チョウゲンボウ
この時は、あっという間に飛んでいったので写真もわずかしか撮れませんでした。
そしてこちらが同じ場所で最近みかけた子。同じ個体かもしれません。
チョウゲンボウはハヤブサ科の鳥さんで精悍な顔をしていますが、大きさはハトくらい。ずいぶんちっちゃいんですね。
この日はカラスをまきながら、けっこう長く辺りを飛んでくれました。
広げた尾羽がきれい。
真下から撮られているのをもちろんわかっていて、でも気にしていない様子でたくさん撮らせてくれました。
こちらにお尻を向けてホバリング。顔をかいてるのかな? 足裏がふわふわしてそう。
ネズミやモグラなどの哺乳類、昆虫などを食べるそうです。
杭にとまっていた。
やがて飛んで行って木の枝に。
豆粒みたいに小さく見える姿を引き延ばすとこんな感じ。
少しずつ近づいてみると、枝の先っぽをかじっているようでした。
チョウゲンボウの場合は、カラスの方がふたまわりくらい体が大きいので
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by torisorahana
| 2018-12-13 01:00
| 水辺に行った
2018年 12月 07日
2018夏の思い出…③ヤブサメに会った
7月に入ってすぐのこと、山から降りてくる途中でヤブサメファミリーに出会いました。
最初はヤブサメとはわからず、雛たちが甲高い声でしきりと鳴いていたので(ご飯ご飯~と親ヤブサメを追い回していたのだと思います)「誰かいるー!」と声の主を探したのでした。
か、可愛い!! 小さな子って(生き物は全般に)なんてこう可愛いんでしょうね。
見つけにくいのも無理ないですね。
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by torisorahana
| 2018-12-07 00:30
| 山へ行った
2018年 12月 06日
2018夏の思い出…②サンショウクイに会った
「この声はもしや…」とあたりを見回すと、初見のサンショウクイの姿が
もうほんとうに片仮名で「ピリリリ」と表記するしかないわかりやすい鳴き声で、感心しました
4~5羽くらいの群れで、ときどき枝移りしながら楽しそうに鳴きかわしていました。
首をかしげたり大きく口を開けて鳴いているシーンが多く、とても表情豊かに感じます。
というようなことは後から写真を見て思ったことで、
図鑑で調べてみると、写っていたのは全部♀でした(全体的に色が薄い)。
虫をゲットしたところ。「昆虫やクモ類を食べる」と図鑑にあります。
強い日差し。
思わぬライファーでワクワクしました。
この可愛らしいあんよ。さわやかな姿。暑さを忘れる嬉しさでした。
11月下旬、「冬鳥が来てないかなー」と出かけた山で、ひらりひらりと飛ぶ鳥を発見。
紅葉が進むなか、もうとっくに海を渡って帰ったと思った夏鳥がまだいるとも思えず、頭の中は「???」
はじめて見た時よりも驚いた私は、とにかく見失わないようにその個体にファインダーを向け続けたので、周囲を飛んでいる鳥もサンショウクイなのか、他の鳥なのか、確認する余裕もなく。
でもラッキーなことに、バックの紅葉がきれいなところにもとまってくれました。(この子も♀みたい)
全長(くちばしの先端から尾羽の先端までの長さ)が20cmとやや大きめなので(ちなみにスズメは14.5cm、ヒヨドリは27.5cm)、飛び方もややゆったりで、どうにか何カットか撮れた次第です。
これから帰るんだよね、長旅、十分に気をつけて、来年また元気な姿を見せてくれますように
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by torisorahana
| 2018-12-06 10:30
| 山へ行った
2018年 12月 04日
2018夏の思い出…①ムシクイの可愛さに目覚める
こちらは5月に出会ったセンダイムシクイです。
あきらめて木の根元に座ってスマホに見入っていたら、見える位置まで降りてきてくれたのでした。
ヒッシになって探すと見つからないけど、何も考えず無心でいる時に出てきてくれることってありますね~
ムシクイっていつも木の高いところで枝葉の間をチョロチョロしているイメージ。
これまでちゃんと写真に撮れたこともなかったかも。
なかなか愛想のよい子で、何度か見える場所まで降りて来ていろんな表情を撮らせてくれたのでした。
特徴のある鳴き方で、「チヨチヨビー」のあとに必ず「ピヨピヨ」と付くのが可愛い!
センダイムシクイの特徴である頭央線もしっかり見せてくれました。
よく通る澄んだ声があたりに響き渡っていました。
楽しいひとときでした。
さて今度は、季節が進んでから見かけたムシクイさんをご紹介します。
10月下旬、河川敷を歩いていたとき草むらで動きまわる鳥影に気づきました。
どうぞ長旅を無事に乗り切って、また来年元気な姿を見せてくれますように!
大丈夫なのかなぁ~、
と心配になりながらも、こんなギリギリにまた出会えるとは望外の喜びでした♪
生き生きした姿を間近で見られて、この幸運に感謝。
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by torisorahana
| 2018-12-04 01:30
| 山へ行った
2018年 09月 06日
カルガモの親子
そばには母カルガモがいて、子供たちを優しく見守っています♪
羽全体が濡れているようなので、みんなで水浴びをした後にくつろいでいるところかな。
のどかな光景です。お母さんもすやすや~♪
子供は5羽。孵ってどれくらいなのか…少し大きく育ってきている感じですね。
この通りのチームワーク。
お母さんを先頭に、子供たちがけなげについていきます。
でもこの子たち、けっこうしっかりしていて
お母さんをリードして、駆け足で移動しはじめました。
タッタカタ~♪
一人前にのびをするけど翼がまだまだ小さいですね~
橋を越えたら、また水路に降りて、
すいすい~♪
慣れた様子で進んでいきます。きっといつもの散歩コースなのでしょうね。
「ママこっちだよ~早く早く~」とでも言うように
仲良く一列縦隊。しぐさの一つひとつが可愛くて笑っちゃう~♪
そして池に到着し、みんなですいすい~♪
あまり広くはない公園ですが、自然たっぷりな環境でおおらかに過ごしている様子です。
子カモたちは大きく育ってきているので、このままみんな元気に成鳥になれますように
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ここから、カルガモの子殺しのお話をしたいと思います。
「え、子殺し?? そんな怖ろしい話はムリ!」と思われる場合はスルーしてくださいね…
(閲覧注意、な画像も出てきます)
最初に一家がのんびりくつろいでいた時、
ウトウトしていた親カモが急にすくっと立ち上がり、茂みに向かって突進したのです。
大きなカエルでもいたのかな? 何か攻撃している感じ。餌にするとか??? となおも見ていると、
激しくつついて水の中まで追っていった相手は、カモの雛でした。
目を疑いました。
5羽の子たちの他に、ヨソの雛が一羽だけ茂みにいたのでしょうか?
なぜそんなところに? 5羽の子たちよりも小さい雛のようですが…
すごい勢いで何度もつつきまくったので、されるままだった可哀相な雛は無残な姿で水に浮きました。
親カモは一旦陸地に戻ってきたのですが、またすぐに浮いている雛のもとに戻り、激しく突いて徹底的にとどめを刺しました。そこまでしますか…
次には子カモたちがやってきて加勢しました。雛が雛を…?
水路の向こう側には散歩に訪れていた女性が私と同様この光景を目の当りにし、呆然といつまでも立ち尽くしていました。
きっと「可愛い~」と眺めていたのに、思いもしない事態になってしまい強いショックを受けられたのでしょう…
私も、知識としては過密になりすぎた時などに子殺しが行われることを知っていたけれど…やはりショックが大きかったです。
ひょっとしたらこの公園に、カルガモがもう1ファミリーいたのでしょうか。
いろいろなことを考えながら公園を一回りして、この場所に戻ってきたら、もう雛の姿はありませんでした。
近くにいたのはアオサギ、コサギ、カワウ、この誰かのお腹に入ったのかも知れないですし、カラスなどが飛んできたのかも…
こちらは2日後に撮った写真。親カモと5羽の子カモがのんびり日向ぼっこをしていました。
もう今までのように無邪気に「可愛い~♪」と言えなくなってしまいました。
殺さなければ殺される、といった厳しい世界に彼らは生きているということなのでしょうか。
自然の摂理というか、こういうことが行われることによって適正な数が保たれ、種が生き延びていけるのかもしれません。
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by torisorahana
| 2018-09-06 11:30
| 公園へ行った